令和4年度、教員採用選考試験の1次試験が終わり、一息ついている方も多いと思います。
しかし、2次試験までの準備期間はあまりありません。
その為、1次試験の結果が出てから準備するのでは遅いので、下記を読み2次試験対策の準備をすぐに始めましょう。
2次試験で行われる主なもの
2次試験では、
- 面接(個別・集団)
- 模擬授業
が主に行われます。
面接(個別・集団面接)
○個別面接……面接官2~3名に対して受験者1名で面接します。
(※面接官は、管理主事経験者と指導主事経験者及び場合によっては、
民間有識者(企業の人事担当者等)登用することがあります。
○集団面接……数名の受験者に対して同一の質問事項を順次答えさせます。
○集団討議……討議題を示し、発言を求めます。
司会者を選出する場合と司会者なしで行う場合とがあります。
また、面接官が進行するケースもあります。
面接で準備しておくこと
○質問に対する答えを用意する(面接用想定Q&Aメモの作成)
<服装等の準備>
○清潔感のある服装に留意し、原則はスーツ姿が良い、ブレザーなどのラフな服装は避ける。
(時計等は、超高級品な物は避ける。)
模擬授業
<模擬授業の現状>(千葉県実例)
授業展開の時間 6分間
児童役 5~6名(受検者グループ)
審査員 2名
授業テーマ 直前に提示
・教科指導・学級指導・道徳・生徒指導の場面指導
昨年度 道徳の指導(指示された項目の授業)
※学年は自分で設定
模擬授業の留意事項
<授業案ー簡単な指導案ー板書構想も>
短時間の模擬授業ですが、学習課題を明確に示した授業展開であり、児童生徒との交流のある
授業展開を構想するのが大事である。
<授業の構成>
・提示された教科領域の内容で今次改訂で注目される課題に挑戦する。
・6分間であることを前提にして考える。
・導入段階の展開とする。
・開始後1分以内に、本時の学習課題(めあて)をなるべく書くこと。
<対話を意識した授業>
・子供たちの「主体的・対話的で深い学び」が求められています。
<声量>
・大きな声で、元気よく、明るく(演技に徹する)
<話のスピード>
・子どもたちに語りかけるようにゆっくりと。
<発言内容(言葉づかい)>
・実際の授業ではないので、丁寧に徹する。
<視線>
・児童役の受検者すべてに視線を送り、机間巡視をしながらも一人一人に語りかけるようにする。
<板書>
・学習課題は、早めに書く。
・チョークは、白と黄色を使用する。(赤を使うときは色覚異常者に配慮)
・漢字の書き順には注意する。
(想定する学年により使用する漢字を考える。)
・丁寧に書く。
<気配り>
・すべての児童に対して気配りをする
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