Q. 教員採用試験に合格するための勉強方法とは。
A. 教員という職業を深く理解することです。
採用者側(都道府県の教育委員会の担当者)は、いい先生を採用したいと考えています。反対に、不祥事を起こすような人を絶対に採用したくありません。そこで、一般社会人としての常識が身についていない人を合格させてたくありません。
また、どの就職試験でも同じですが、意欲のある人を求めています。
教師の基本的な適格性として、必要条件は、豊かな人間性が備わっていること、そして、十分条件としては、優れた専門性があることです。この採用者側の求める人物像をしっかりと理解することが受験対策の基盤になくては駄目です。
「よい教師」とは、どのような教師であるか深く考えることです。
教職概論や教育原理の授業で使用したテキストなどをよく読み、また、優れた教師に関する書籍を読み、自らの教師としての意欲を喚起することも大事です。
Q. 教員採用試験はどんな勉強をするのでしょうか。
A. 教職教養と専門教科の試験がありますので、その対策をしなければなりません。
【教職教養試験】
教員としての基本的な事項の理解があるかどうかを試験します。
主な内容は、次の通りです。
○学習指導要領に関する問題―小中高校の総則に関する出題
○教育関係法規に関する問題
教育基本法、学校教育法、地方公務員法、教育公務員特例法、学校保健安全法、いじめ対策推進法など
○国及び各都道府県の教育振興計画等に関する問題
○教育に関する時事的な問題
○一般教養に関する問題
【専門教科】
<小学校教員受験者>
5教科(国語、数学、社会、理科、英語)関する問題―高校入試程度
<中・高等学校教員受験者>
志望教科の問題―大学受験共通テスト程度
【集団面接・個別面接・模擬授業等】
・各都道府県により違いがある。
・集団面接については、集団討議を採用する都道府県が多い。
Q. 教員採用試験はどのようにして勉強したら良いですか。
A. 教育採用試験を受験される方は、受験仲間を作り、互いに情報交換をしながら勉強を進める必要があります。
1、受験しようとする都道府県の受験科目や出題傾向を把握する。
2、都道府県の過去問を購入し、問題を解いてみる。
3、過去問で解けなかった事項を必ず調べて覚える。
集団討議で、自己の意見が述べられるように、友人と練習を重ねることが必要です。
4、2次面接(個別面接)では、教育観や教育への意欲等についていろいろな側面から質問を受ける為、適切に答えられるように準備が必要です。
5、模擬授業の準備が必要です。教育実習や教育ボランティアの際に、積極的に体験しておく必要があります。
6、模擬授業では、板書の際の、筆順や文字のきれいさが問われます。板書の練習をしましょう。
Q. 教員採用試験の面接対策は、どうすればいいですか。
A. 自分のモチベーションを高めることが必要です。
どんなにその場を繕おうと思っても、面接官は、教員のプロ中のプロを当ててきますので、繕いは見破られてしまいます。
合格したいのでしたら、よい教師の資質を身に付けることです。
Q. 教員採用試験はどうしたら合格できるのでしょうか。
A. よい教師の資質を身に付けることです。
暁教師塾は、小手先のテクニックではなく、教育の本質について考えていただき、優れた教師になっていただくための塾です。本塾の対策講座に参加していただくことが合格の近道です。
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